004 水の三態

 

 

水という生命体は物質世界に在りながら様々に姿を変化させる。

それは概ね温度変化に対応して姿を変えるのであります。

地球地場の基本的な気圧であれば、気温が氷点下(0℃)になれば凍り、沸点(100℃)になれば蒸発します。

氷となった水は身動きが取れない固形物となりますし、蒸発した水は自由自在に空中闊歩さえするのです。

氷と蒸気では同じ水ではあっても容積は全く違ってまいります。

他の物質に比べると水の容積比は大きく、冷やされた状態と温められた状態では働きそのものも違ってくるのです。

個体(氷)・液体(水溶液)・気体(蒸気)と姿を変える状態変化を水の三態と言います。

これを経済流転の法則に当て嵌めると、金銭に込められた価値観の違いが見えてくるはずです。

金銭価値が低下すると物価が上がりインフレを発生させます。

また逆に金銭価値が高騰すると物価が下がりデフレを発生させます。

一般人の感覚では物価が上がる(物の値段が高くなる)と買付を抑えるため商品が売れなくなり、そのために工場生産も少なくなって供給が減るため、商品に希少価値が着いて益々値段が上がる。

また物価が下がる(物の値段が安くなる…低価格競争)と利益率を上げるため工場生産を増やすけれども、労働者への報酬も抑えるしかなく、低賃金所得者たちは益々低価格商品を求めるため、更に低価格競争が増して値段が安くなる。

こうした負のスパイラルは価値観を変えるだけで解消が可能であります。

温められた水(金銭)は容積(価値観)を膨らませ購買への選択肢を広げます。

何を持って温めるかが今後の課題となるでありましょう。

 

 

 

31 水龍の旅 【経済編】