008 水の神性

 

 

陰陽の陰極を司る水の霊性は、その崇高な理念の元なる神が宿ります。

本来は一つの使命を持った大生命が、目的意志(役割)を持った二つの生命に枝岐れて陰極としての神性が生まれ、柔軟性のある女性的な霊性を通して、水の流転を営んでいるのであります。

しなやかに流れて喉を潤し、清らかな聖水は穢れを払う浄水としても、止めどなく無尽蔵に供給されるのです。

長い歴史の所々では日照りや陥没もありました。

自然界の無限供給には終わりが無いはずなのに、なぜ日照りや陥没が起こるのかは不思議ではないでしょうか…。

物事には原因があり過程があり結果が訪れます。

つまり日照りや陥没にも意味があったはずです。

その意味(理由)を探るのが徳者の仕事ではありますが、不都合が起こった背景には何が渦巻いているのかを、直ぐには分からないままでも皆が考える必要があります。

これは経済の問題でも同じであり、経済での障害にも必ず主原因が何処かに隠れています。

単に仕組みが分からないだけでも経済の流転は滞るのです。

知らないと言うことだけでも不経済である…。

人間は地上に生まれ、長らく社会に揉まれて生きている間に、人間の本来の霊性を見失なってしまいがちです。

実相世界から流れてくる真理の光は、人間の霊性を通して現象化する。

そのため霊性を見失なったままでは正しい無限供給が得られないのであります。

水の神性は真理の光となって無尽蔵に溢れてまいります。

その無尽蔵なる無限供給の源泉に、欲得願望の蓋をするのが、哀れな人間の彷徨える姿なのであります。

 

 

 

31 水龍の旅 【経済編】