014 貸付機関(銀行)

 

 

質屋を利用して生活を維持継続する人は、ある意味でのスパイラルに嵌まり込んでいます。

自転車操業を繰り返す中小企業は誠に多いが、それでも一定水準を維持継続している理由は、運転資金を貸し付ける機関が生まれてきたからです。

近年の銀行派生は成るべくして成った感がありますが、資金を借りる人間の魂の傾向性によっては弊害も出てくるのです。

人生に前向きな計画性が無い人も存在する訳で、ことさら瞬時欲望の虜に成っている人間は、資金援助を得られたとしても虚しく闇に消える運命にあります。

銀行からの貸付が本当に必要な人は、社会に貢献せんとする未来を描ける人々であります。

より多くの人々に幸福を提供できるビジョンを描ける夢追い人である。

人間にとっての本当の幸福は生き甲斐であり遣り甲斐であります。

そうした前向きな人生を踏みしめる環境を提供して、個々人に主体的な境遇を生きるシステム(時間・空間)を構築してあげる必要があります。

そうした未来の救世主たちに正統な貸付をすることこそ、本来の銀行の使命役割であるはずです。

こうした高邁な理想を銀行が見失うと、貸付に必要な資金集めが滞ることになります。

金銭にも生命意思があるため、正統な使用目的で使われない所には金銭も行きたがらないのです。

しかし社会貢献を志す本物の銀行には、金銭は仲間を誘い合って喜んで駆け付けます。

現代に於いて銀行の使命役割とは何か…。

この正確な解答を再考する時期が来ているのであります。

 

 

 

31 水龍の旅 【経済編】