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016 抵当(資産家)
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住宅ローンを組む場合に金利を含めて返済することになりますが、更に抵当を要求して保険をかけるシステムが行われております。 例えば質屋から金銭を借りる場合は、金額に似合った物品を質入れして金銭を借り、一定期間に返済出来なかった場合は預けた物品は転売(質流れ)されます。 これは戦国時代での人質のようなもので、主君を裏切らないことを信用させるための身代りであった。 しかし抵当は少し意味合いが違って、マイホームの資金を銀行等がローンで貸し出す代わりに、その返済金が何らかの理由で返せなくなった時は、マイホームそのものを取り上げる権利を施行出来ると言うものです。 何十年という長期ローンを複数の機関で組んで、返済金が滞らなければマイホームそのものには住み続けられます。 それでも全て完済しなければマイホームは正式な自分の資産にはならないのであります。 長い人生途上では様々な問題が起きて来て、家計が苦しい時期も度々訪れます。 抵当を掛ける長期ローンは、目に見えない鎖を操る資産家の、消財を防ぐ保険のようなものなのです。 この仮初めの信用が、手綱に繋がれた人質ならぬ物質として扱われているのであります。 資産家が抱く信用とは何なのでしょうか…。 信頼と信用との違いは、こうした抵当を扱う人間心理からも学ぶことが出来るはずです。 |