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019 価値認識の共有
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時代の流れに従って、人間の生活に安定を与えてくれたものが、貨幣経済の功績であることは間違いありません。 それぞれに考え方や生き方が違う人々の生活を、影で支えてくれたものが経済流通の恩恵なのであります。 世の中に流れる経済の流転は、人々の生活力を高めただけに留まらず、コミュニティの媒体として社会を創り上げてくれたのです。 人と人との心と心を繋ぐ役割を果たし続けてきた大動脈…。 経済が人間社会に齎した福音は絶大たるものがありました。 その貨幣経済が今後も正しく運営されるのなら、人間社会は幼子が長ずるが如く、人心を果てしなく生長させるでしょう。 こうした好循環を影に日向に後押しする神々が存在します。 俗に福の神と言われている神々は、人間生活の側近くで日々霊的に守護指導しています。 彼らが霊的に行ってきたことは、貨幣経済の価値観を統一して安定させること…。 そのためには同じ価値認識を共有することが一番の早道でありました。 しかしこの早道は狭道であり、心の交流なくして相互理解は得られないものでもあります。 ましてや国境の壁を越えた国々を貨幣統合するためには、先ず最初に言語と文化の歩み寄りが必要不可欠になります。 宗教は神の見守りの中で人と人との心と心を繋いでまいりましたが、開祖が地上を去ることで教理が固まり、時代が下るごとに人間社会の価値認識を隔てた感があります。 もはや人々の心を結ぶ高邁な理想は崩れ、現代宗教は人間社会から浮いた存在になりつつあるのです。 この宗教の流れと同じような系図を見せ始めているものが貨幣経済であります。 |