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037 インフレの遠因
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物の存在価値は姿形から割り出すとしても、その物の使い道が多ければ自ずと使用価値は高いと言い得ます。 人間の生活にとって最も大切な部類に入るのは水であります。 なぜなら水は様々な使用価値(使い道)があるからです。 この水は自然界の恩恵を受けて、雨となり川となり湖(池)となって、人間の生活を支えている。 そのため時に人間は水の権利に於いて争う事もあり、水の利権争いは死活問題でもある為、深刻な闘争にまで発展するのであります。 ひとたび日照りが続くと残水の価値は限りなく高まります。 現代科学は高度な水の保存方法を可能にしましたが、大震災などが起こりライフラインが破壊されると真っ先に水不足の問題が浮上するのです。 自然界の水の流転は霊的価値に感応しています。 この天の恵みを物的価値で測るのは間違いなのであります。 もともと水の流転は無限供給であり、その命の循環を霊的に営んでいるのは地球大神霊(地球も偉大な生命体である)なのです。 水の流転が乏しくなれば水に対する物的価値が高まって、それとともに霊的価値(有り難み)も高まります。 この霊的価値が物質化現象(有り難みが薄れる)したまま一人歩きし始めると、あたかも形態そのものに価値があるかのような錯覚をして、異常な価格の高騰を招くことになります。 本来の霊的価値は生命の大調和にこそ発揮され、適性価格は大海が静かに凪ぎ行く結果であるのです。 つまりインフレの遠因は霊性の忘却であり、これが物価高騰を招いている主原因なのであります。 |