043 世界恐慌の兆し

 

 

物品には存在価値・使用価値・流動価値・半永久価値が混在しています。

どの様な価値観を優先視するかは、それぞれの人間の境遇によって変わってまいります。

単に個人的な興味感心の域を越えて、長らく続いた生活の中で培ってきた魂の傾向性が、個人的価値観の比重を固めてきた根本原因であります。

人目を極度に気にする人は外見を装うものに興味感心が湧きますし、寸暇を惜しんで仕事に熱中する人は時間短縮を実現するものに興味感心を示します。

さらに病気がちな人であれば新薬や医療機関に興味感心を持つ…。

興味感心の良し悪しは問わずとも気持ちが引かれる方向で、個人的な興味感心の極地にあるものに価値観を持つ事は、至って自然の成り行きであるのです。

こうした価値観の違いは互いに受け止め難いものとなれば、売り買い市場に於いて価格の不均等となって現れてくる。

それでも小さな規模内であれば問題も些細なもので治まるでしょうが、大きな規模に至っては、方向性を見失った運転手の盲目トラックが爆走するかの如く、少々の手直しでは誰にも止められない状況になります。

それが世界恐慌という名の爆走トラックであれば知恵ある人間でさえブレーキが掛けられない状況も有り得るのです。

こうした盲目社会の暴走価値を止められるのは神のみであります。

自然界を司る神々は、たびたび自然災害という形で警告を発してまいりました。

その警告に気が付かなければ、人類は世紀末大災害を素直に受け止めるしかありません。

なぜなら大災害を呼び込んでいる元凶は、人類総意の悪想念であるからです。

 

 

 

31 水龍の旅 【経済編】