048 税収と台所事情

 

 

現在アジアの大国では、官僚や政治家の不正が横行しています。

これは高度成長期の頃の日本を想い出す状況でもあります。

日本が抱える借金(約一千億円)の中には、使途が不明確なものも相当あるはずです。

時の政治家たちは不明確な借金を有耶無耶にしたまま、借金返済を未来の子供たちに押し付けたのであります。

毎年上澄みされる国債は更に財政を圧迫して、国の借金を増やし続けています。

借金は必ず返済しなければならない…。

こうした系図で増税は繰り返されたのです。

日本の社会が元気であった時代は、多少の借金は直ぐに返済出来たのであります。

少々財政を皺寄せすれば泡銭は泉の如く湧いて出たのです。

そうした魔法のような高度成長期が終焉してバブルが崩壊した後も、金銭感覚が麻痺した大人たちは国債発行を続けています。

返すアテのない借金を公然と繰り返すのは何故でしょうか…。

霊性の時代である21世紀を踏み出した人類ではありますが、未だに20世紀の歪んだ金銭感覚を引きずる大人たちが社会に存在しています。

金回りが良かった時代の幻影を追い掛ける姿は、渇欲に喘いだ旅人が目の前に浮かぶ蜃気楼にオアシスを見る姿に似ています。

一早く目を覚まして現実を把握しなければ、行き着く先は借金地獄であります。

 

 

 

31 水龍の旅 【経済編】