051 倹約と産業は一対の輪

 

 

財政危機を乗り越える為には現状把握が大切であります。

何故に経済が困窮したのか、その根本原因を掴まずして財政再建は有り得ません。

浪費癖が直らなければ幾ら収入を増やしても、湯水の如く浪費するようでは追い着けません。

個人の金銭感覚は体質でもある為、性格や人格を改善しなければ改まらない魂の傾向性なのです。

シッカリと現状把握して根本原因を改善して、その後に倹約あるいは新たな産業を開拓するべきでしょう。

財政危機を乗り越える為に厳しい倹約を行う人は多いはずです。

切り詰めた生活を続けるならば息が詰まる思いも供に同行しなければならない…。

余り倹約に力を注ぎ過ぎると経済の流転が疎かとなり、天下の流れものである金銭と縁遠くなってしまいます。

そのため倹約に力を入れるのであれば、それと同じだけ新たな産業開拓にも力を注ぐべきであります。

歴史を紐解けば、経済再建を果たした偉人達は、倹約と産業を同時進行で推し進めたのです。

無駄金流出を堰き止め、生きた金を新たな産業の資本金として福徳金流入の門戸を開いたのです。

そうして福徳円満なる体質(魂の傾向性)を培ったのであります。

倹約と産業は車輪の両輪である。

同じスピードで同じ方向に転がれば、運転資金は天下(世の中)を渡り歩いて、同質の友(同等の価値観)を誘い合って、やがて自分の下に帰ってまいります。

これが経済流転の法則であります。

 

 

 

31 水龍の旅 【経済編】