052 ROコストHIクオリティ

 

 

多くの従業員を抱える企業としては利益を上げることが必須であります。

それは経営者一人が私腹を肥やすためではなく、従業員の人生を預かる最高責任者として、彼らの最低限の生活を保証する義務があるからです。

また従業員には家族が居ます。

会社の雇用は従業員の背景に見え隠れする家族の存在まで考慮するべきなのです。

この背景に存在する家族を含めた人間関係を踏まえるならば、利益の追求は正統化されて良いのであります。

社員もまた会社の一員である以上は運命共同体である。

相互に助け合いながら社運の向上に努める必要があります。

正しい目的の為であればコストダウンは会社の経費を助け、贅沢をする為のコスト削りではなく、より質の高い商品やサービスを実現する為のコストダウンである…。

ROコストHIクオリティは会社と消費者を繋ぐ架け橋になるでしょう。

こうして社員一同が同じ方向を見て運営される会社は高利益を上げて繁栄します。

その利益を経営者(または経営陣)が一人占めせず、社員全体に公平分配するなら、社業は益々発展します。

公平分配の為の利益追求であれば、資本主義経済は正しく機能するのであります。

何時の世も高邁な資本主義経済を揺るがすものは人間の過度な利己心(欲得願望)でありました。

しかもこの利己心は独我に向かうと毒我となり、この猛毒は周囲の人間まで危害を及ぼします。

 

 

 

31 水龍の旅 【経済編】