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060 物流(第三次産業)
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小売店の販売を助けるものが物流です。 戦後の日本を急速に近代化した底力は、物流網を国中に張り巡らしたことの功績であります。 都会と地方を結ぶ鉄道や道路、空路や海路…。 さらに物流の進化は通信網を張り巡らせ、商品の輸送時間を短縮させました。 そうして新たな物流形態はインターネット販売を併合する方向に進み、ますます商品の輸送に掛かる時間を短縮させたのです。 物流の使命は顧客の商品を、そのまま安全に迅速に確実に届けることで、生産者と顧客の両者に安心を約束することであります。 それによりて経済の流転はインターネットを介して金融機関が受け持ち、商品の流れは輸送手段を介して輸送機間が受け持つようになりました。 宅配業者が自宅まで出向き、個別の商品は店舗を経由しないままダイレクトに届けられます。 こうして生産者と顧客の中間にあった絆ステーションとしての販売店の役割は、新たな物流形態の前に変化を促されています。 物流は時間短縮を実現した反面で、人間同志のコミュニケーションを蔑ろにしてしまった感があります。 ここに未来の物流機関が取り組むべき課題が存在するのです。 今後の物流業界に機能性だけを追及するなら、近未来に於いて物流を支配するのは精密なロボット群でありましょう。 そこに人間としての温かみが維持できるのか…。 ここに物流の未来が隠されているのであります。 |