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069 ダム理論
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いま一つ貯蓄について語るとすればダム理論であります。 支流としての川の流れが少なくとも、一定以上の水量が継続的に確保出来るなら、良き地形を選別して流れを堰き止め、常時一定の貯水量を確保出来るダムを造り、計画的に貯水を放流する知恵が人間社会には存在しています。 このダム湖の水量は、バラツキのある降雨量に対して年間を通した安定的な下流への放水を約束する為に、誠に有用な人知の結晶であります。 日照りによる水不足に対応して人工的な貯水池を用意することは、神の子人間の尊い生活の智恵であります。 このダム湖の概念を経済にも導入して創業理念の一つとする企業創始者も存在したはずです。 このダム理論には重要な約束事があります。 ダム湖を造る最大の目的は下流への平等分配であり、時節に兼ね合った公平利用であるのです。 決して我田引水(身勝手な私利私欲)に走らぬよう気を付けなければならない…。 またダム湖に蓄えた水量は、水力発電として公平利用しているはずです。 会社組織としての豊かな資金源があれば、優良企業体として社会への還元(感謝報恩)を施すことも出来るのです。 こうした企業体は世間一般からも愛され、存在そのものを誇りに想われるでしょう。 人のため国のために資金を公平利用する企業が、未来の社会に数多く誕生する必要があります。 慈愛に満ちた経済そのものは、傾きかけた日本丸(強いては地球丸)を建て直す可能性があるのです。 近未来の救世主は今、経済界の中に存在しています。 |