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079 総合経営(大企業)
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協賛経営としては複数の中小企業が相互に助け合って事業を展開する話を致しました。 こうした相互形態を一つの企業内で運営することが出来れば、名実ともに大企業としての総合経営となるでしょう。 しかし多くの従業員を抱えるからには、それなりの組織形態と社内教育が必要不可欠であります。 この内部組成を疎かにして多くの負債を抱えたまま倒産した大企業が、バブル崩壊後には儚く消えて行ったのです。 一人の人間が部下の管理を怠りなく行なうには、だいたい5人〜7人の部下数が限界ではないでしょうか…。 とくに中間管理職は、上長と連携を採りながら顧客対応をする傍らで、部下の管理(教育・躾)を行なうのです。 こうした中間管理職に何十人もの部下管理を押し付ける事業所は、全社員数に対して人格者たる人物の不足か、上層部に徳高き人物が不在であるかの何方かでしょう。 高徳者が一人でも居れば、生身の人間を育てることの本意も解るであろうし、一人の人間を将来の幹部候補生として育てるには、それ相応の年数が掛かることを身を持って知っているはずです。 優良企業体には中間管理職に一角の人物が隠れています。 会社の最前線で他者との交渉に於いても同等以上の成果を出しながら、それでも謙虚に職責を全うして社業発展の為の礎とならんと努力する。 そうした優秀な人格者が中間管理職に存在していれば、彼の背中を追い掛けて優秀な部下も育ってくるのです。 こうした理由から総合経営に於いては特に中間管理職に対する徳育が必要である。 優秀な人材を育てることに成功すれば、子会社が一つ増えたとしても人材には困らないでありましょう。 総合経営での優良企業体としての屋台骨は、徳育を身に付けた層の厚い人格者集団が骨格を担っているべきであります。 |