086 全寮制学習就労型

 

 

自らの夢を実現するために全国から入学する生徒たちは、2年間は全寮制であります。

基本的には3人部屋で、その中の一人が上級生(後に説明しますが六年生である)で、新入生の寮生活をサポートするリーダーである。

人間関係での心の学びは諸生活にこそありまして、魂の傾向性を良くも悪くも作用する日常生活を、影に日向にサポートするのも上級生たちの徳育に繋がるのであります。

寮生活は軍隊のような団体生活ではないので、見ず知らずの他人同志が相部屋になった深縁を尊び、心の家族として助け合って生活することが理想であるのです。

新入生たちは上級生からの生活に於ける助言や助力を手引きとして、学業以外の時間を自己管理できるように日々努めることになります。

3年目からは大方の生徒たちは学生寮を出て家族寮に転居します。

家族寮は7人〜10人が同居する住宅で共同生活をする訳ですが、一人一部屋の居室が生徒自身の部屋となり、キッチンやリビング、浴室や洗面、トイレなどは共有する、いわばシェアハウスのような形態であります。

しかし学園都市としてのシェアハウスは家族寮として運営するため、父役母役に当たる寮長・副寮長も上級生(これも後に説明しますが11年生である)が兼任するのです。

生まれも育ちも様々な若者たちを心の家族として迎え、生活全般をサポートするのが寮長・副寮長の徳性開発に繋がる学びでもあるのです。

人生は家族から始まり家族で終わる…。

本来の人間社会の縮図は家族であり、家庭生活にて影響された自分の境遇を紐解けば、運命の遠因さえ見い出すことが出来る。

そうした家族としての有り難みを皆で温め合う生活の場所が家族寮であります。

 

 

 

31 水龍の旅 【経済編】