088 全寮制誘導就労型

 

 

夢追い学園への新入生たちは徳性開発の基礎教育として、主に『謙虚』の徳性を学びます。

そうなると上級生としての六年生からの5年間は、『謙虚』の徳性の再教育(復習)を受けながら、主として『調和』の徳性を学んでゆくことになります。

教材として頭で学ぶだけでは身に付かないのが徳性です。

徳育の難しいところは実践(実体験)を積み重ねることであり、この実践には多岐に渡るバリエーションがあります。

一度や二度の体験だけでは実に成る経験値には繋がりません。

教訓という小悟を得るためには複数年の歳月が必要です。

大悟ともなれば生涯を通した徳性開発が必要になる。

簡単に悟れると思う気持ちには驕り高ぶりがあり、この驕り高ぶりの正体は自意識過剰(利己心…自己中心)であります。

こうした視点を利己心から他己心へと大政奉還するためには、どうしても心の内部に存在する様々な住人(拘り囚われ等の固定観念)への長期に渡る説得が必要になります。

こうした徳性開発の勉強を運営者側の立場になって学び、自分のための人生から人のための人生へと大政奉還するのが『調和』の徳性の最たる徳育になるのであります。

そのために彼らは学園の新入生たちに付き添いながら、共に学び共に働き、寝食を共にして付かず離れず補助者としての精神を磨きます。

決して高い所からの監督者ではなく、自主的に目線を合わせた同行者的立場でフォローが出来る人格者への道を歩んでゆくのであります。

 

 

 

31 水龍の旅 【経済編】