103 新たな分野の発掘

 

 

高度成長期に於いては膨大な資金の流れに恵まれて、各企業も開発費に惜しみない先行投資を掛けられました。

現在の社会制度の中で、そのような潜在耐力を持つ企業体は少なくなりつつあります。

政治経済の低迷で資産をプールすることさえ難しくなり、混迷する世界情勢の中で過当競争を強いられた日本の産業は瀕死の様相を呈しています。

文化水準が異なる複数他国との貨幣統合や自由販売は、ルールこそあれ経済に弱肉強食を導入したことと同義であります。

つまり同業他社が国際的に共食いを始めると言うことです。

ここに人間としての良識が無ければ、無慈悲なM&Aは経済界を乱世(国取物語)に引きずり込むでしょう。

あの戦国時代を日本人は繰り返してはならないのです。

庶民の生活苦を知ろうともしない政治家が盤の上で駒を動かす滑稽さは、未来の徳者たちから冷笑の的になるでしょう。

本当に達観した智恵者であれば軍師であっても武器を捨て、根本原因の解明に奔走するはずです。

戦う相手は常に自分の内なる我欲(我儘)との闘いであり、他者に面しては寛容精神で対する心のユトリが大切であります。

ユトリとは有(専有…独占)を取り去ることであり、大人物の貫禄(立ち居振る舞い)でもある。

学園都市では常に新たな分野の開拓に臨むことになります。

時代を停滞させないことが生命道の基本である。

淀みに停滞した水は早々と腐敗して虫が沸いてしまいます。

経済の流れも我欲で堰き止めたなら腐金となって迷妄我欲者が群らがるようになる…。

経済に無限供給を呼び込むためには誘い水が必要であります。

この誘い水に該当するものがフロンティア精神でありパーソナル精神であるのです。

人の幸せを心底から想えるからこそ、真なるフロンティア精神が磨かれる。

人類の幸福な未来を描くからこそ本当のパーソナル精神が心に根付くのです。

夢先案内人の使命は人類救済であり、精神世界の迷妄狭霧を吹き払う心の大浄化であります。

 

 

 

31 水龍の旅 【経済編】