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003 調和 |
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調和の概念も実相宇宙に既に存在する高次理念の一つで、調和も創造主の神体(からだ)の一部(側面)であります。 繁栄と調和は陰陽の両極に例えられ、繁栄が陽極であり調和が陰極であると言われています。 こうした二極対立の姿のみで把握してきたのは地上世界を立脚点にした物理科学の捉え方でありますが、本来の実相宇宙に於いての繁栄は調和の拡張せる姿であり、これは大調和と言われる創造主の無限生長の証でもある。 霊宇宙(実相世界)には相対する存在は無く、実相世界は唯一絶対の光一元世界であります。 これが三次元世界(地上世界)に現象化する際に、相対立する陰陽の両極として枝岐れてくるので、地上人間の陰陽把握は個別意識としての仮存在で、本来は一つの生命体であると認識するものであります。 しかし地上社会は相対世界でありまして、互いに相対する個性を労わり励まし助け合うことで、本来は一つである生命の太源(神の子の自覚)を実観するのです。 従って調和の概念を地上世界に投影(持ち来たらす)する為には、個人々々の間に介在する心の壁を取り払う必要があるのです。 しかしながら地上人間は調和の在り方を誤解している…。 表面的に形だけ合わせようとするから仕組みや規制が増えるのである。 法律や刑法や民法が複雑化する国家は、外面だけでも無理やり従わせようとする強制的な調和国家になっています。 そうした社会では内部に燻った不平不満が所々で爆発して、調和を臨みながらも不調和な政策が矢継ぎ早に増えてくるのです。 本来の実相宇宙に実在する調和には心の介在が無く、お互いの気持ちが分かり合える為に、それぞれの立場を尊びながら対応することになり、そうした相互理解の社会には人間同志を鎖で繋ぐような複雑な法律は必要が無くなるのであります。 真なる調和を地上世界に持ち来たらすためには、心の教育(徳性開発)が普及していなければならない…。 心の教育を忘れた科学の進歩は単なる横暴に堕するのである。 人類は今一度、正しい科学の在り方(扱い方)を見直す必要があるのです。 |