004 融和

(霊宇宙3大原理・融和)

 

融和の概念も実相宇宙に既に存在する高次理念の一つであります。

そうしてこの融和そのものが科学的見地にとって最も大切で難しい部分である。

宗教に例えれば信仰心の核に当たり、精神論に例えれば自我を超越した大我(全体意識)に該当します。

物理化学の中では第三の存在になり、それは大方『触媒』の働きが融和になるでしょう。

触媒は、とある二つの化学物質を溶け合わせるために投入される第3の物質(液体)で、もともと混じり合わない二つの化学物質も触媒の投入で化学変化を起こし、速やかに溶け合ってゆくのです。

この触媒の働きをする融和の概念も実相宇宙では創造主の神体(からだ)の一部(側面)であり、隠り身として存在すら感じられない高次な意識体であるのです。

皆さんが意気消沈した時に、何とか気持ちを高めて前向きに歩み始めようとすると、今まで気力も体力も枯渇していたかに見えていたが、何処からともなく遣る気や勇気が湧いてきて、体力的な疲れさえ忘れてしまうほど活躍出来る時があったはずです。

自分の身体(肉体)は限界を感じていても、そこに目に見えない世界から生命力が溢れ出てきて、無限なる力が湧いてくる…。

こうした無限供給の源泉が実相宇宙に実在する融和の概念であります。

自分のための人生を捨てて、人のための人生を無心に生きんとする人間に、そっと気付かれぬように神々が手を差し伸べ、不思議と道が開かれ、奇跡的な体験が頻繁に起こってくるわけですが、その奇跡は偶然ではなく必然の奇跡であり、真理に即した確かな意図が存在するのであります。

人類が科学の領域を飛躍的に進化させたいのであれば、この融和の概念を紐解く必要があります。

融和の概念は未だ人類に気付かれ難い存在のまま、記憶の宝庫に秘された第3の原理なのです。

この融和こそ日本人が歴史上に忘れかけてきた産巣日(むすび)の心であり、戦後の日本人が捨て去った大和精神に該当します。

この融和(むすび)を科学の領域に見い出せば、科学力は飛躍的向上を見せて、恐らく創造主と同じような創造現象化を、科学的物質化現象として実現するでしょう。

そうした未来科学を、やがて人類は身近な存在として迎えることになるのであります。

 

 

 

32 未来への礎 【科学編】