010 多面讃嘆

(個性化と信頼性)

 

命の尊さには大小も優劣もありません。

みな一様に神の子としての分身分霊であります。

総ての生命の故郷は実相世界に実在します。

この事実を受け入れられないなら人類は流浪の民として安住の地を見い出せないでしょう。

数々の争い事は相手の気持ちを配慮出来ないから起こるのです。

これぐらいは良いだろうと自己の立場のみしか考えず、他者の立場を蔑ろにして自我を押し通す所に原因があるのです。

本来の魂の一体化を忘却すれば、霊的連鎖は断ち切られて各々の自己主張は衝突しざる負えないのです。

自分が相手であり、相手が自分である…。

心の法則は反面教師として雄弁に自らの反省点を見せて来ます。

それに気付くものは言動を自ら改め、気付かぬものは負のスパイラルに絡まれて行くのです。

世界は多種多面の歴史を紡いでまいりました。

その総てに魂の原点があり、霊的アプローチがあったはずです。

生命のルーツを手繰り寄せれば、そこに見えてくる情景は精妙で奥深い生命の仕組みであります。

大生命の生かす力に守られ導かれている事実を知るときに、ただ人は讃嘆しざる負えない自分を見い出すのであります。

個性化に託された創造主の願いは、総ての生命が手と手を結び合って共に進化発展することであり、多大なる成果を携えて実相世界に仲良く里帰りすることを、御祖である創造主は待っておられるのであります。

貴方たちは争い合うのではなく助け合うべきだ。

批判するのではなく信頼するべきである。

相手の気持ちが分からない者は自分の心すら見えていない…。

心不在の迷妄者が時代を(社会を)混乱させているのです。

人類は心の科学を進めなければならないのです。

本来は最も身近な存在である心を無法地帯にしてきた報いが、数々の事件事故、天変地異として現れている。

総ては精神世界に科学の松明を灯して、その惨状を確認することから始まるのであります。

 

 

 

32 未来への礎 【科学編】