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013 混沌 |
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世界各地に残されている天地創造神話を注視して読み解くと、天地創造が成される前から存在する何者かが描かれています。 それらは混沌状態であったと各地の神話は語っているのです。 天地創造よりも以前から存在するものは何であるか…。 また混沌たる状態とは何であるか…。 そうした詳細は一切語り残されてはいないのであります。 実相世界は完全円満なる雛形世界であり、それを扱う高次元神界は秩序と調和の神性世界であり、創化作用を通して低次元霊界へ現象化した夢や希望が、更に地上世界へ現象化するために通り抜けて来なければならない霊的フィルターが、混沌なる精神世界に該当するのです。 この精神世界は地上世界との境目に存在していて、言わずと知れた無秩序の精神世界(混沌)であります。 過去も未来も混在し、酸いも甘いも同居して、あらゆる価値観が無意味となり、所構わず詰め込まれた混沌状態に成っています。 この霊的フィルターが濁った状態で、創造作用を歪めたまま不完全な形態を創み出すことも多いのです。 精神世界が地上世界に近い所に蔓延っているため、人間が邪な気持ちで心を開放すると、混沌なる精神世界の波長が合う悪霊波のみを受け取るのであります。 それは厚い雲で覆われた思念想念が漂う世界であり、その中に精霊界や迷妄界、そうして地獄界が底辺に彷徨っています。 精神世界を曇らせている原因は、地上世界の人間から湧き上がっている悪想念であります。 何気なく心の中で他人を裁いている個人的思いが、精神世界の迷妄雲の餌になっている…。 この混沌世界(霊的悪想念)を浄化しなければ、人類の未来は暗闇のままであります。 あるがままの弱肉強食の世界に光のメスを入れて、放し飼いになった猛獣(悪想念)が横暴闊歩する精神世界の様相を、正しく観察して全容を解明しなければならないのです。 科学の使命は実験・観察・解明であるはずです。 現代科学ほ精神世界へのアプローチを避けてきたため、現象世界の8割は未だ解明されていないのであります。 |