029 昇華

(形となせば成就する思い)

 

世の中の科学者は心(精神世界)を科学するべきであります。

心の中にこそ総ての答えがあるのです。

心の法則性を科学して霊的世界の全容を探り、地上世界の成り立ちを把握して、人類が歩むべき未来を拓くフロンティアとして生きることが、真なる科学者の使命役割であります。

人間が精神世界で抱いた思いは、すぐさま現象化(物質化現象)に向かいます。

何故ならそれが思い(想い)の性質であるからです。

思いはビジョンとして存在している内は融通無碍(自由自在)な状態であり、善にも悪にも自由に姿を変えられる…。

そのため思いの行く末は形としての安定を望み、思いの性質を自己表現(物質化)した後は、自ずと精神世界に里帰りするのであります。

最大の物質化現象は人間の転生輪廻である。

魂の中に芽生えた思い(想い)を地上世界で実現するために、人は自ら生まれ変わりを選択します。

思い(想い)の性質が如何なる性質であるかを試みる場所が、皆さんが転生してきた地上世界であるのです。

そうして魂が抱いた夢や理想を、その思い(想い)に限りなく近い形で実現したなら、思い(想い)は使命を終えて天国(精神世界)へ昇華(昇天)するのです。

心の法則は万象に通ずる真理であるからこそ、物質世界の全容は総て解明出来るのです。

人としての性格も人生も運命も、何一つとってみても偶然の産物(結果)は有り得ない…。

一つ々々の事物の中に必ず原因となる思い(想い)が隠されています。

それは意図的に隠そうとしても隠しきれない事実である。

人生に巻き起こる事件事故や不都合不条理な身辺問題も、心の法則を紐解いて元を探れば、自己自身の思い(想い)の現れです。

その現実の不具合を他人に責任転嫁し責任放棄していては、魂は永遠に報われません。

そのため自分の周囲に表面化する紛争があるのなら、他人を責める前に脚下照顧して、自ら率先して改革改善に努める必要がある。

利己的な制約が多い者ほど人生が複雑になっています。

魂を浄化して思い(想い)を善昇華する高徳者たちは、シンプルで質素な日々を生きているはずであります。

 

 

 

32 未来への礎 【科学編】