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036 哲理論 |
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従来の科学は実験・観察・仮説のサイクルを繰り返しながら、徐々に真実に迫るのが科学的アプローチでありました。 これを思念想念の中で突き進めるものが思想哲学であります。 そのためのツールは言葉であり、特に哲学は物事を習得し追求する姿勢を崩さない強さがある。 哲学的アプローチは正論・反論・融合論であり、この正→反→合の哲学的アプローチは弁証法と言われております。 この弁証法は科学的アプローチと似通っておりますが、哲学は独自の路線を突き進むもので、その終極は空間に於ける無限であり時間に於ける永遠であります。 真なる哲学に終わりはありません。 何処までも物事の真相を追い掛ける姿勢は、魂の本質にも迫る勢いであります。 こうしたことから現在の地上世界に展開する数々の哲学を見渡してみると、そこに深浅や高低が明確に見えてくるはずです。 この違いは哲学に臨む者の人格の違いであり霊格の違いである。 唯物的哲学に満足する者も居れば、精神的哲学にロマンを見い出す者も居ます。 更に遥かに高潔な実相哲学に至る哲学者も存在し、理念の世界を解明せんとする観念論哲学も地上世界では既に説かれているはずであります。 霊的世界の解明でさえ哲学的アプローチは果たせるはずですが、その場合は哲学者本人に霊的悟性が必要になります。 哲学の世界にも霊性は欠かせない窓口で、この秘密の扉を開かない限り広大神秘な霊的世界の観念自在哲学に触れることは出来ないでありましょう。 方や霊性を閉ざしたままの哲学は本来の哲学の使命を逸脱した私説に過ぎず、地上的制約に帰結する論法は既に哲学に非ず…。 本物の哲学には言葉の端々に神々の霊的指導が垣間見えるものであります。 近未来に訪れる黄金期は、まさに哲学の時代でもあります。 この哲学が未来の人類を救う為には、科学や宗教などの他分野との融合が必要不可欠である。 霊性開示の新世紀は融合(むすび)の時代になるのです。 貴方が真なる哲学を求めて止まない青の哲士であるなら、恐れずに結びの大道を歩むべきであります。 |