039 政理論

(政治から消えた霊秩序)

 

日本人にとっての憲法の起こりは聖徳太子の十七条憲法でありました。

この聖徳太子の十七条憲法には心の教えが盛り込まれています。

第1条には調和国家である大和国では和を持って尊しとせよ…と。

その他の十七条憲法には社会人として大切な基礎精神を想起させる項目が並んでいるのです。

民主主義が気薄な時代に、数多の民衆を纏めるためには憲法だけでは不十分である。

しかし聖徳太子の時代には神道と仏教との争いが有りましたが、民衆に於いては神仏への信仰が盛んであったのです。

十七条憲法と共に制定された冠位十二階制度は、信仰心に裏付けられた魂の段階として編み出されたものでした。

従って十七条憲法は冠位十二階制度とセットで運営するべきものであります。

現代人の日本国憲法は、敗戦後にアメリカから押し付けられた借り物の憲法である。

欧米人にとって日本古来の大和精神は驚異であり、国力の源になっていた大和魂を弱体化する(信仰心を失わせる)ための政策として、欧米人に都合の良い日本国憲法を押し付けて行ったのです。

もともとアメリカ人が信奉する自由と正義は、日本の風土に馴染まないものなのです。

それは乱世の時代のみに通用するスローガンで、大調和を目指す日本国の唯一のスローガンは『むすび』であります。

『むすび』には調和と秩序を保ちながら国家を繁栄へと導く力が隠されています。

なぜなら大和国の『むすび』は民衆同志の結びと天照大御神との結びが本来の『むすび』の意味合いとなっているからです。

現代人に足りないものは日本国の原点である天照大御神への信仰心であります。

この中心柱を外した政治は骨格無き骨抜き政治である。

こうした日本の主祭神を忘れるような政党政治は、やがて影を潜める運命にある。

迷走する日本の政治を浄化して『むすび』の精神を取り戻すためには徳育教育を復活させれば良いのであります。

 

 

 

32 未来への礎 【科学編】