055 細菌学

(善悪両顔を持つ生物)

 

細菌は地球上で様々な働きをしている微細な生命体です。

人間の体内にも入り込んで時には善玉菌となり、時には悪玉菌となって、人間の社会生活をミクロの世界から手助けしているのです。

中には病原菌のように人間には有害な細菌もいて、病気を誘発するような深刻な細菌も存在します。

人類史上では忘れた頃に原因不明の難病奇病が流行して猛威を振るい、人類の何割かの命を奪い取って行く悲しい歴史もありました。

細菌の種類は驚くほど多く、環境への順応性に優れています。

未だに解明されていない細菌も存在しています。

細菌の大きな特徴は中心核を持たないということです。

大抵の地上生命体は人間を含んで

中心核を持っていて、この中心核を有するがゆえに個性体としての秩序と調和が保てるのです。

そうした中心核を持たない細菌であるからこそ、寄生する対象の環境に順応し易いのです。

つまり細菌が人間に悪さをすると言うよりも、人間の心の中に潜む悪意に感応して病原菌となっているのです。

これから逆発想するならば体内に派生した病原菌は、本人の心の中に潜む悪意を改めることで善良菌に変化すると言うことです。

新種の難病奇病も心掛けを改めることで病気が治るのです。

これが宗教的な精神修行で病気が治る理由であります。

しかも医者が見放したような重病患者ほど治り易い…。

その理由は重病患者であるからこそ生死を超えて真剣に心の浄化に取り組むからであります。

治癒も神癒も患者の真剣さが引き寄せるもので、総ての奇跡は常に必然であることの証明にもなるのです。

生命に宿る自然治癒力を疑う気持ちが少しでもある間は、どうしても人は中々真剣になれないものです。

運命を克服出来ない責任を他者転嫁している間は環境も境遇も打開しない…。

これは心の法則からみれば当然の真理なのであります。

細菌の善悪両顔性を理解することが出来れば、この世の中に不必要なものは一つも無いと判るのです。

もちろん不必要な人間も一人も居ないと言うことです。

個人的な好き嫌いで他者批判や人格否定を繰り返す人間が、どれほど意識レベルが低俗であるかが、細菌学を通しても学べるのであります。

 

 

 

32 未来への礎 【科学編】