062 肉体

(変化を可能にした流動体)

 

人間の肉体は創造主の偉大なる芸術作品であります。

地上生命の誕生は常に陰陽の結びによるのです。

魂は精子(陽性)と卵子(陰性)を結合(むすび)させて、生命創造の神秘を0(ゼロ)から始めるのです。

たった一つの精子が卵子と結合することで神秘的な生命ダンスが始まります。

この生命ダンスはクルクルと回転することで、そこに霊的磁場を創り出しているのです。

この霊的磁場は地球の自転と同じ作用で、細胞は霊的磁場の中で無数に分裂しながら人間の肉体を形成します。

しかも固定的な物質世界でありながら、流動的な物質(肉体)を創り出す神秘は、まさに生命の霊的磁場が繰り成している。

地球に様々な生命体が営みを続けられる背景には、自転することによって霊的磁場を創り出しているからで、人間の肉体も自転公転を繰り返すことで肉体細胞は日々生長と浄化を果たしているのです。

血液が体内を廻りながら健全な肉体維持に努めている。

肺が吸い込んだ酸素が体内の炭素を捉えて(酸化)体外に放出するからこそ肉体の固形化(老朽化)を防いでいるのです。

各種の臓器は様々な働きを通して大切な役割を果たし続けている。

一つ々々の臓器には働きに応じた重要な意義があるのです。

また人体の骨格を形成しているカルシウムにも重要な任務があり、肉体の固形化(老朽化)を防いで体内の比率を調整する働きがあります。

このカルシウムのバランス調整を日々自然に運営しているエネルギーは、大自然に展開する生命エネルギーであり、この活かす力が働いて体内大循環の調節を行っています。

こうした自然界のバランスは、基本的には素直な心で生きる人間であれば自然界の流れに波長が合って、肉体構成の絶妙なバランスで美しい姿を維持継続させるのであります。

人体の科学が進めば自然界の仕組みも解明されるでしょう。

人間は体内に宇宙を持っている。

この体内宇宙は心の調律を欠かさなければ自ずと絶妙なバランスを保ってくれるのです。

人間の生命は固定的な物質世界に生きながら、流動的活動を可能にした肉体を日々産み出し創り出しているのであります。

 

 

 

32 未来への礎 【科学編】