|
064 分子 |
|
物質の最小単位は原子でありますが、その原子が複数集まって安定した状態を分子と言います。 水の分子は水素原子が2つと酸素原子が一つで水(H2O)になります。 水素(H)も酸素(O)も最小単位である原子のままでは不安定な状態でありますが、他原子と寄り合って手と手を結び合えば安定した分子状態に落ち着きます。 安定分子は人間にとって有用な物質となり、個人生活や社会秩序に役立つ働きをするのであります。 例えばナトリウム(Na)は原子のままでは非常に危険な物質で、扱い方を間違うと急速な化学反応を起こして爆発してしまいます。 また塩素(CL)も原子のままでは非常に危険な物質で、こちらも扱い方を間違うと殺傷能力の強い危険物質であります。 しかしこうした危険なナトリウム原子と塩素原子が手と手を結び合わせれば、不安定原子であったナトリウムと塩素の融和体は塩化ナトリウム(NaCL)となって安定分子として落ち着きます。 塩化ナトリウムという物質は、誰もが知るところの塩であります。 料理などで重宝される塩は人間生活に欠かせない調味料であり、肉体の健康維持にも欠かせない栄養素であります。 さらに祭祀などの儀式にも欠かせない神塩としても重用されております。 このように単体の原子のままでは不安定な物質であっても他原子と結び合うことで、安定分子(調和状態)に落ち着くのです。 この原理原則は此のまま人間社会に当て嵌めることが出来る。 極端に自我の強い偏屈者でも、我が身の才能を自発的に差し出して世の中の為に奉仕貢献するなら、個性派集団は寧ろ時代を善導して底上げする力がある。 有り余る才能を力自慢している間は未だ精神が幼いままである。 自らの力量に溺れる者は何処まで行っても危険人物の域を越えられないのです。 現代の若者たちよ…。 貴方が自分の内に才能ありと感ずるならば、その才能を何時迄も自己誇示の材料とせず、他者を助け導く活人剣(生かし助ける力)として用いなさい。 その時に始めて幼い精神状態から脱却して、未来社会の尊い礎となる大人格者となるのである。 どうか結びの心を大切にして、貴方の想いも行いも大人の立ち居振る舞いになりますように…。 |