071 身振

(相手に伝わる表現形態)

 

科学の進化発展に従って現在はコミュニケーションの手段としては様々なものがあります。

心の中に秘めた想いを相手に伝える選択肢が多いということは文化の興隆期を意味します。

生命の本源を辿れば人間は神の子である…。

本来は心の中に想いを抱けば直ぐさま相手に意思が伝わるものなのです。

古代の人々は純朴なる心で生きていたため意思疎通に困難は無かったのです。

以心伝心とは正に心の一体化であり想いの共有でありました。

その清らかな心を維持するために神への信仰心は必要不可欠であったのです。

しかし何時しか人は他人に心の内を見られたくないようなエゴを隠し持つようになったのです。

そうして膨らんだ欲望は山野を選り分け周囲を壁で囲み、自らの我儘を得手勝手に行使する領土を独断で作り初めました。

かくして人は他人の気持ちが見えなくなった(見ようとしなくなった)のであります。

心の法則性は魂の傾向性であり、普段の生活の地道な積み重ねによって人の心に習慣付くのです。

心の内面で直接交流が出来なくなれば身体の外面で何らかの意思伝達方法が必要になります。

そこに現代のような共通言語があれば良いのですが、様々な民族が得手勝手な歴史経過の中で独自の文化を作って来た為に、同じ民族内でさえも方言の壁が意思疎通を遮ってまいりました。

近年は人間社会が閉鎖的自我の相剋に乱れ、我欲の行使の為の自己主張が溢れています。

その反面では魂の故郷・心の原点に帰ろうと真実の愛を叫ぶ人々も現れているはずです。

目前に迫った宇宙時代を迎える今だからこそ、人類は心の意思疎通(以心伝心)を取り戻す意義がある。

国籍が違い歴史や文化や科学の水準が違っていても、喜怒哀楽の表現は身振り手振りを通して人類共通のコミュニケーションになります。

特に笑顔は心と心を繋ぐ命綱である。

コミュニケーションの窓口に笑顔を採用して下さい。

心から溢れ出す笑顔は体全体から霊光(オーラ)を放射して、そのまま温かく優しい光で周囲を包み込むのであります。

 

 

 

32 未来への礎 【科学編】