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072 狼煙 |
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身近な人に意思を伝えるためには身振り手振りのジェスチャーで事足りますが、遠くに居る人々に何らかの意思を伝えるために考えられた初期のものには狼煙がありました。 原理は簡単で、遠くからでも確認できるような煙を上げるだけである。 自分の居場所を知らせたり重要な合図に使われたり、昔の人は知恵を働かせて煙の性質を上手に利用したのであります。 戦国時代の織田信長は尾張領地内の山城(岐阜城・犬山城・小牧城・清洲城)で、相互の合図を交わすために狼煙を用いたのです。 遠くの仲間に一早く異変を知らせたり進撃の合図を送るための狼煙は、現代人には時代遅れに感じても当時の時代背景では可なり実用的でありました。 ただ狼煙は敵味方関係無く確認されるので、それなりのリスクも背負わなければならないものでもあります。 しかし救助要請の合図としては現代でも十分に実用性はあり、自動車などの事故の際には後続車への注意喚起として用いられる発煙筒なども狼煙の一種でしょう。 登山などでも携帯用の発煙筒を用いれば登山者の遭難時に役立つはずです。 船舶の海難事故などの遭難時にも海水に浸かっても焚ける発煙筒を開発すれば、より多くの命を助け出せるようになる。 そのための素材改良に科学の進化が社会に貢献できるのではないでしょうか…。 霧の山中でも発光性のある狼煙が出せれば遭難者の居場所限定に役立ちます。 その発光色が何種類もあれば色々なケースで使い分けられます。 仕組みは原始的でも最新の科学を付加すれば、様々な分野に活用出来るはずであります。 科学技術を悪用して殺戮兵器に利用してきた人類史を塗り替えなければなりません。 科学的発明を戦争利用せず、平和利用として社会貢献するために科学者の天職があるのです。 霊性科学者の使命役割は人類救済であり、人間の魂の生長に貢献するためにこそ霊性科学者の遣り甲斐や生き甲斐があるのです。 |