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076 PC |
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20世紀後半、パソコンの普及で人々のライフスタイルが大きく変化しました。 書類整理やデーター管理が簡単なものとなり、ソフトを組めば色々な分野に手を広げることも可能になりました。 他者との交流に於いても電子メールは革命的発明で、会社組織のコストダウンや時間短縮などに大いに貢献してきたのであります。 その勢いは庶民にも恩恵を与え、家族間・友人間での交流が手軽なものとなりました。 この手軽さが人間関係に与えた影響は良し悪し様々で、手軽であるが故に相手を尊ぶ気持ちも薄れつつあります。 つまり相手と面と向かって対話をしないため文章上での建前が幅を効かせるようになったのです。 それによって上辺だけの心の交流に流れやすくなり、お互いの感謝の気持ちも薄れてしまいました。 そうした反面、ホームページやブログの普及で心の内面を素直に吐き出す場所ともなっております。 他者との良き交流を目的にしたネット利用は社会を調和に導くでしょう。 しかし現実は手軽さ故に自己主張の場所となり、ハンドルネームを逆手にとって利己的に悪用する人も多くなりました。 そうしてホームページやブログを縁とした犯罪が低年齢化してきたことも事実であります。 人々のモラルやマナーが薄れてゆく背景には、無防備に心の奥底を吐露する場所(HPやブログ)を子供たちも簡単に手に入れることが出来る…。 これは便利で有難いように見えますが、元来の無法地帯である心の世界が跳梁跋扈しがちなネット社会では、危険な悪意を呼び込んでしまうリスクも併せ持っている。 自分勝手な主義主張で暴剣を振るい、故意に嫌がらせを楽しむ人や詐欺紛いの商法で利益を貪る人なども多く存在します。 若年層も多く利用するブロバイダー責任者はネット秩序を守る義務があります。 ホームページやブログ等の管理者はモラルやマナーを守る義務があります。 個人的な内容だからと安心して何でもネット上にアップすれば、そのまま世界中の人々に繋がって閲覧されるのです。 都会の雑踏の中で心の中を開け広げる行為と同じことを、ホームページやブログの書き手は日々行っているのであります。 |