077 仮想

(インターネットの可能性)

 

インターネットは使い方を誤ると大多数の人々に悪影響を及ぼす可能性があります。

ソフト開発に達観した人がネットを悪用したなら核兵器を遥かに凌駕する大惨事を巻き起こし兼ねない…。

それだけネット社会は国境を越えて世界中に繋がることに於いて大きなリスクを抱えているのです。

もともとクラウドと言われる仮想世界は無限大エリアであります。

その無限大エリアを小分けしてネットユーザーに小売りしているのがブロバイダー会社です。

無限大エリアでありながらネット使用料を徴収することが如何なる意味を持つのであるかを、ブロバイダー各社は熟知するべきであります。

江戸時代の武家社会では藩公が領地内の治安を守りながら政務を執り行っておりました。

その地に住む領民たちの暮らしを守り、秩序を保つ役割を担うからこそ、租税徴収は良しとされたのです。

無限大ネットエリアの使用料を徴収するなら、善良なネット民たちが安心して使用できるネット秩序を守る義務がある。

その義務が果たせてこそのネット民に対するネット使用規約であるはずです。

何時の時代も治安が乱れる根本原因は利権がらみの悪政である。

治安維持・善政確保が出来ないまま租税だけを増税する政局内には必ず悪代官なる欲得利害追求者が潜んでいます。

低年齢化するネット利用者をネット犯罪から守る義務を遂行しつつ、無限大エリアを統括する創造主からネットエリアを預かる者として、ブロバイダー各社は仮想空間のセキュリティーを常に監視する姿勢(業務)が必要であります。

恐らく未来社会に於いてはネット利用が公共費用となり些細な税金で運用するようになるでしょう。

江戸時代の武家政治が明治維新によって終わりを告げたように、やがてネットエリアの藩公制度も過去のものとなります。

そうした時代到来が遅れている理由は、政務を扱う政治家の中に徳育の必要性を説くものが少ないと言うことと、インターネットの無限なる可能性に未だ気付いていないからであります。

悪代官は政務の中に居る…。

現代の水戸黄門が現れて世直しをしなければ改まらないほど、悪代官の性根が腐りきっていると言うことであります。

 

 

 

32 未来への礎 【科学編】