084 船舶

(丸い地球の証明)

 

人間の思考回路を未来への無限なる可能性に導く為の三番目の発明は船舶であります。

心の中から溢れ出す探究心は人間を未知なる世界へと駆り立てました。

科学の進化発展が冒険家に希望と勇気を与えたのであります。

かつて地球が丸いのか丸くないのかを論じた時代もありました。

旧知の知識によれば水平線の彼方には滝があって、深い奈落の底に落ちて行くと考えられておりました。

この旧知の論説に命を懸けて異論を唱えた科学者が居たのです。

彼(ガリレオ)は天体観測から導き出したデーターを分析して地球は丸いと結論付けたのです。

しかし旧知の論説に宗教的信奉が絡み、当時の人々は彼の新説を信じようとせず裁判に掛けて邪説として裁いたのであります。

地球が丸いと言うことは現代人には笑い話にしかならない事実ではありますが、この新説を信じて船を走らせた冒険家(コロンブス)が現われたのです。

彼はヨーロッパからインドを目指して東進(逆走)してアメリカ大陸を発見しました。

そこがインドだと勘違いしたためアメリカ大陸の先住民はインディアンと呼ばれたのであります。

更に冒険家たちは東進を重ね、遂に地球が丸いと言うことを証明したのでした。

冒険家たちにとって船舶は夢を実現するための心強い相棒(アイテム)になったのです。

自分たちの命を預けて未知なる世界へと旅立ち、人類を未来へと導く為の箱舟である。

こうして人類史を見ても解るように科学者たちには重要な使命があるのです。

未知なる世界を解明するための手助け(後押し)をする発明発見を急がなければならないのであります。

船舶に殺戮兵器を搭載している場合ではないのです。

今や目前に迫る宇宙時代に向かって、遥かなる夢を実現させる為の宇宙船開発に取り組んで致だきたい。

宇宙戦艦大和やキャプテンハーロックなどの宇宙船は現実のものとなるでしょう。

フロンティアは空へ、移住は宇宙へ…。

人類の遥かなる夢は無限に広がる宇宙空間に煌めいているのであります。

 

 

 

32 未来への礎 【科学編】