085 飛行

(飛行は人類の憧れ)

 

空を飛ぶ鳥のように風に流れる雲のように、自由に大空を飛び回れたならどんなに素晴らしいか…。

あの青空への特別な想いは、歴史を超えた人類の遠い憧れでありました。

人間の思考回路を未来への無限なる可能性に導く為の四番目の発明は飛行であります。

ここにも遥かなる夢を空に追い求めた科学者たちの想いが存在したのです。

鳥の翼を事細かに研究して人工の翼を背中に付けて飛行を試みた科学者も居たはずです。

また風量や質量・重力などを綿密に計算して機械的に飛行を試みた科学者も居たはずであります。

徐々に実現してきた飛行技術は距離を伸ばして、やがてリンドバーグによって海峡を横断することに成功しました。

その飛行技術に動力と燃料を搭載して長時間飛行も可能にしたのです。

空への憧れを追い求めた想いを受け継いだ科学者たちは諦めることなく夢に立ち向かい、大空を飛行する術を手に入れたのです。

こうした純粋な夢追い人たちの成果も人類は戦争の道具に悪用してしまいました。

空から容赦なく襲い掛かる恐怖(空襲爆撃)は飛来する悪魔である。

この空からの恐怖は現代でも世界の何処かで破壊行為を繰り返しています。

科学者たちの発明は世界平和の為に正しく使わなければ発明者たちの魂は浮ばれません。

迷妄者たちよ、新たな発明発見を戦争利用することを止めなさい。

自国のみの国益や利権獲得を理由に核爆弾を含めた化学兵器の開発をするな…。

そうした歪んだ精神を抱く者が国家の中枢に居ること自体が、人類の科学的発展を遅らせている主原因である。

未来社会に於いては重力磁場の開発が進み、人間は此の身このままで自由に飛行する科学技術を手に入れるのです。

そうした発明も戦争利用され兼ねない現在の人類には、高度な科学的発明のインスピレーションは降ろされないのであります。

危ない火遊びを喜ぶ子供に火種を与えることは罪である。

人の命を軽んじるものが最新兵器を持てば悪である。

こうしたことを現代人は立ち止まって猛省せねばならないのです。

 

 

 

32 未来への礎 【科学編】