091 手当

(人間本来の生命力)

 

科学の進歩は医療に於いても霊的に進化しなければならない。

利権や名声などの私利私欲が先走って医療の本分が後回しになるようでは、人間の身体(肉体)はサイボーグ(人造人間)化するだけである。

生命の実相は自然蘇生であり自然治癒にあります。

人間が生きると言うことは魂から生気を発すると言うことである。

この魂の生気を包み隠す行為が罪であり、生きる気が出なくなる(出さなくなる)ことを穢れ(気枯れ)と言うのです。

人間の身体は日々自然に新陳代謝を行ない、人により差異はあるが5年から10年で肉体細胞は全て新しい肉体に入れ替わっている。

つまり貴方たち人間の肉体は日々の新陳代謝により生まれ変わりつつあるのです。

古き老廃物は体外に排出され、新しい肉体細胞が後を引き継いでいる。

人間の生命力は創造主の愛念で自然に溢れ出す仕組みが具わっているのです。

しかし人間には自由意志も与えられています。

この自由意志は善にも悪にも使えるからこそ人間個人の裁量に差異が現れるのであります。

此処に徳性の高低や、霊格神格の上下が如実に現れるのです。

また善き魂を維持するものは正しい生命の光を自然に溢れ出し、悪しき魂に身を置く者は自ら生命の光に蓋をして生気を枯らすのである。

人間の心は一念三千…。

心の針は指し示す方向によって三千世界に通じるのであり、指し示す心の針が何処を指しがちであるか、何処の世界に多く留まるかで現状での性格や人格が規定されるのであります。

病気は本来は気の病である。

神に通ずる心を取り戻せば自然治癒力が働いて健康な身体に戻るのです。

社会人は複雑な人間関係の中で時には自分を見失って、気を塞ぐことで病気や怪我に見舞われることもあります。

そうした時こそ心を顧みて反省し、原点に立ち返って光に向かうべきである。

なかなかそうした心境になれない人に手助けをして、救いの手を差し伸べてあげることが心の手当てとなるのです。

本人の意思で立ち上がる気力を出させてあげることが医療に於ける最良の手当てなのです。

人間は神の子である。

心の中から生気が漲れば活力旺盛となって病人も健全な身体に戻るのです。

それを手助け(手当て)するのが医療の本分であります。

 

 

 

32 未来への礎 【科学編】