100 神癒

(必然という奇跡)

 

静かな心持ちで冷静に人生を見渡してみれば、人間は普段から大いなる意識に育まれている存在であることが解ってまいります。

本来は自然界の一部である人間が不健康になるためには、それなりの心の原因が必ず存在しているのです。

その原因が何であれ、不健康になる要素を引き寄せていた根本原因は自身の心持ちにある。

それなのに病気の原因を他に転嫁している心こそが、病気快癒を妨げていた利己心の魔であります。

責任転嫁は病気の根本原因を晦ますだけであり、心の内部に巣食う病魔を追い出さない限り根本治療は先延ばしされるだけである。

万病の根本原因は心にあります。

その心の要点を見つめようとしないから根本原因が掴めず、病気の症状(途中経過)から医者は最も適した病名を付けるのです。

医者が病名を付ければ立派な病気になりますが症状は途中経過に過ぎません。

その途中経過である症状(病名)を現代医療は取り去ることが出来ますが、心の根本原因をこそ取り去らない限り病気は再発を繰り返すのです。

本来の健康は健全なる心の状態にあり、強く深い信仰心(神の子の自覚…自然界の一部である自覚)にあります。

大いなる神に素直な心で飛び込んだ時に(祈りを捧げたなら)自らの霊化(魂の純度)に従って健康な心の物質化現象が始まります。

かくして神癒(神の癒し)は奇跡を起こしますが、人間側の自発的な心の浄化が前段階としてあればこその奇跡なのです。

奇跡は偶然ではなく常なる必然である。

それは神と人との絆を深める共同作業が神癒という奇跡を呼び込むのです。

神社仏閣にて快癒を祈るのであれば、それと同時進行で心の浄化と人格の霊化(徳性開発…人格を高める努力)を心掛ける必要があります。

臭いものに蓋をしたまま(根本原因を見ようとしないまま)体裁だけ整えて祈る人には御利益は無縁である。

神癒は心根の綺麗な人にこそ起こります。

何故なら神癒の正体は神縁であるからです。

こうした話を受け入れた上で治療に臨めば医療は絶大なる効果を現すのであります。

未来の医療機関は根本原因を見い出して根本治療を目指す霊性科学者たちが、様々な医療現場に救世主となって現れてくるのです。

 

 

 

32 未来への礎 【科学編】