106 AI

(人造人間との共生)

 

近年では人工頭脳の開発が行われるようになりました。

人工頭脳そのものは人類科学の英智である。

未来の地球には最先端のAIを搭載した人造人間が大活躍することを予想すれば、人工頭脳の開発は当然の結果であるのでしょう。

しかし未だ現代人は自らの頭脳(知能)を克服していません。

脳細胞は未だに謎だらけの状態で人工頭脳を開発している危うさを気付いていないのです。

自らの感情を未だにコントロール出来ない人間が、人工頭脳に知識だけではなく感情も与えようとしている。

自分の欲望願望にストップを掛けられない人間が、果たして人工頭脳の暴走を止められるであろうか…。

現状の人工頭脳はスイッチを切れば機能停止するが、やがては人工頭脳そのものが自らの意思でスイッチを入れるようにもなるのです。

そこに悪意が挿入されれば未来人は人工頭脳に計り知れない恐怖を抱くことになるでしょう。

せめて人工頭脳を扱う生身の人間側が、自身の心をコントロールすることが出来る徳性を身に付けていなければならないのです。

人工頭脳の開発が早過ぎたのか遅過ぎたのか…。

これは生身の人間社会に徳育が有るか無いかで解答か分かれるでありましょう。

未来社会では高性能ロボットが人造人間には見えない精密さで活躍するのです。

職場でも家庭でも街中でも、一般人と何一つ変わらない人造人間が社会生活を送ることになります。

普通に対話して自然に振る舞う人型ロボットを、生身の人間なのかロボットなのかを見分けることすら難しいはずです。

それだけ未来のロボット産業も精密さを極めることになるでしょう。

良くも悪くも研究者の気質は常に完璧を目指します。

より完璧に近い人造人間を完成させた科学者が評価を得るようですが、そこに悪意を挿入する科学者は末代にまで悪評を引きずることになります。

それだけ人造人間(高性能ロボット)の出来不出来は、未来の人間社会に大きな影響を与えるものなのです。

本来は生身の人間側が心の調律(感情のコントロール)を克服することが、AI開発の前提でなければならない。

結局は未来の霊性科学者たちが暴走する人工頭脳を制御することになります。

感情に振り回される人間には未来型AIの暴走を止めることは出来ません。

それが出来る科学の救世主は霊性科学者(高徳者)以外に有り得ないのです。

 

 

 

32 未来への礎 【科学編】