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001 仁徳 |
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十握剣(とつかのつるぎ)と天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)は神代の時代に運命的な出逢いを果たしました。 両剣ともに神剣ではありますが、天叢雲剣は訳あって八岐大蛇に呑み込まれていたのです。 高天原から葦原の中つ国に降り立った建速須佐之男命が、八岐大蛇を退治した時に、八岐大蛇の尻尾の一つから出てきたのが天叢雲剣でありました。 その時に建速須佐之男命が手に持っていた十握剣が刃こぼれするほど、天叢雲剣は強靭な剣であったようです。 霊的智見で観た十握剣と天叢雲剣は如何なる意味合いがあるのかと言いますと、十握剣は実相世界から振り降ろされた縦の真理(絶対的真理)であり、天叢雲剣は霊的次元にて薙ぎ払われた横の真理(流動的真理)であります。 先ずは十握剣(絶対的真理)について説明することにします。 縦の真理(絶対的真理)は実相世界の高次元心境を体現した高徳者のみが扱える神剣であり、特に仁徳を磨いた聖導師のみが使いこなせる活人剣であります。 この十握剣を徳無き者が扱うと、迷妄破壊に繋がる殺人剣となってしまいます。 十握剣を使いこなす仁徳とは何であるか…。 それは天地一切を貫く縦の真理であり、天地を繋ぐ結びの大道であります。 人間が天地を結ぶ魂の傾向性を育めば仁徳となる。 それは神と人とを繋ぐ救世主の徳性であり、高次元の霊性まで魂を高めた高級霊たちの神性そのものであります。 言霊(ことたま)は人を裁く為にある訳ではなく、人を生かし生命を輝かせる為に創造された十握剣の一つの握(一面)なのであります。 正しく霊性を開いて徳性を高めた高徳者(特に救世主)のみが附帯を許される神剣であります。 戦後の日本人が忘却の彼方に追い遣った仁徳を、貴方たちは取り戻さなければならないのです。 仁徳とは何であるか…を、心して学び得心して実践することで、誇り高い大和精神の真髄が理解出来るようになるのであります。 霊性の時代を生きる人々よ、貴方たちには仁徳があるか…。 仁徳は一代にして成らず、転生輪廻を前提として育まれるものが仁徳である。 |