010  感謝

(懺悔と和解は自他一体)

 

最後に十握剣の十番目の握は感謝であります。

感謝の心は運命を打開する力がある。

物質文明の中で雁字搦めに縛られた堅き呪縛(封印)を解き放つ力がある。

日頃から自分なりに頑張っているはずなのに、なかなか思うように運気が上がらないと嘆く人は感謝の心が足りないのです。

世の中に貢献しているはずなのに苦しい境遇に喘ぐ人も感謝の心が足りないのです。

気力を振り絞って生きているはずなのに病気や怪我が絶えない人も感謝の心が足りないのです。

善良な人を目指して日々努力している人であっても不運な出来事が多発する人は、やはり感謝の心が足りないのであります。

こんなに自分は感謝しているのに何も良くならないと思う気持ちは不幸観念であり、不運な出来事を呼び込む思念想念の因種である。

本来の感謝には此処までという制限がありません。

自分の都合で割り切る感情は感謝の心から程遠い意識である。

感謝の理念も実相世界から振り降ろされた神剣であります。

妥協や自己限定では推し量れない実相真理であるのです。

此処まで感謝すればもう良いだろうと思った瞬間に、感謝の理念は途絶えるのである。

人間の魂には感謝のスイッチがあり、その感謝スイッチをONにしている間は感謝の想いに満たされているが、感謝スイッチをOFFにすると感謝の想いは途絶えるのです。

心の法則は誠に正直に結果(自己展開)を現わします。

本人の心に応じた結果が伴なうのである。

感謝の想いは人間本来の生命の実相でありますが、どのような想いを抱いて生きるかは、個生命の自由意志と自己責任に委ねられているため、人間は自業自得の結果を全て素直に受け止めなければならない。

貴方も日々感謝の想いで生きて致だきたい。

感謝の心には和解(打開)の力があります。

懺悔(悔い改め)と寛容(許し合い)の想いが芽生えます。

日本人の本来の心(大和精神)は感謝の心であり、自他一体を絆とする結びの精神であるのです。

感謝の心こそ神の子の証明であります。

実相世界から振り降ろされる神剣(光明)を素直に受けて、その光明を他者へと還元して行くことで感謝の絆を深めることになるのであります。

 

 

 

34 霊性開示 【封印打開編】