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108 十握剣と草薙剣を抜き放て |
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貴方は何の為に生まれ、何の為に生きているのか…。 この答えを、貴方なりの解答を、現在只今の現状把握を常に自問自答して致だきたい。 永遠なる生命の旅人として現在只今を生きているには、必ず貴方なりの地上生誕の意味、人生踏破の意義があるはずなのです。 その答えを魂の奥底に問い掛け、過去の足取りの中に見い出し、現在の立ち位置を確認して、未来の行く末を予想して下さい。 心に映る未来像が悲しい結末に映るようなら、躊躇せず軌道修正に取り掛かるべきだ。 魂の傾向性は手を加えなければ、過去から現在までに流されてきた慣性(惰性)のまま突き進むのみである。 その流れが悪循環であるならば、勇気を持って改心(軌道修正)しなければならない。 自分の人生を変えて欲しいと誰かに縋ったとしても、本人自身が改心しようとしなければ何も始まらないのです。 貴方の人生は貴方だけのものである。 過去世から引き継いだ貴方自身の課題である。 悲劇のヒーローを望まず、寧ろ悲劇のヒーローを助ける名脇役を目指して致だきたい。 主役を演じても大喝采を浴びるような有能な人間が自ら脇役に徹するならば、その名脇役は周囲の人間を悉く主役級の人格者に育てるでありましょう。 そうした隠れた高徳者こそ現代社会に必要な人材となるのである。 貴方は地位や名誉が欲しいか…。 貴方は富や名声が欲しいか…。 そんなものは自我我欲者に譲ってあげなさい。 形だけの評価は迷妄者たちの毒酒になるだけである。 魂を麻痺させる自己陶酔の麻薬になるだけであります。 自分が喜べなければ他者に善を愛を施せないなら貴方も裏側の霊世界に帰る人である。 愛の想いが本物であるなら、施す愛には哀しみ苦しみが伴なう場面も多いのであります。 それでも貴方が他者に愛を施すことを止めないなら、貴方の使命役割は神々の世界に通ずる本当の天命に価するでありましょう。 実相世界の神々は一部始終を見守っています。 貴方の一挙手一投足に注目しています。 何時の日か天の高天原に里帰りする日を信じて、目先に大雑草の如く覆い被さってくる数々の我欲執着を、魂の中に附帯する十握剣と草薙剣で薙いで薙いで薙ぎ払う貴方であれ…。 そうして使命役割に徹しながら見事に実相世界へ里帰りする貴方でありますように…。 |