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021 唯物論 |
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これまで十握剣と天叢雲剣(草薙剣)について幾許かの説明を致しました。 これら両剣は物質文明の呪縛を解き放ち、地上人間の霊性を取り戻す為に創造主から与えられた光明具現の神剣であります。 地上世界の現代科学は行き先を誤っています。 それ故に科学の進化が疎かになっているのです。 その最たる原因は近年に地上世界で説かれた幾つかの現象論に端を発している。 本来の現象論は、実相世界から地上世界に流露する全ての過程を説明しなければならない。 しかし地上世界に蔓延する現象論は、結果としての物理的現象のみを説明するに留まっています。 故に物質世界の霊的故郷(創造の源)を曖昧なまま説かれて、その曖昧さを深く探求するでもなく神秘のベールに包んで知らぬ顔をするのであります。 貴方が科学者として生きる人であれば、物質派生の源にこそ究明のメスを入れなければならないのです。 物体を動かすものがエネルギーであるなら、そのエネルギーを存在成さしめているものは何なのか。 さらにエネルギーを存在成さしめているものの正体は何なのか。 奥へ奥へと究明のメスを入れるべきなのです。 その究明のメスを好い加減な所で留めたまま物理論を基準にして社会を運営している…。 これは正当な解答(正邪の区別)が出ていないまま、薬剤を新薬として社会に普及することと同じ危険を犯しているのです。 やがて霊性を正しく開いた科学者たちが、未開拓の奥地へと究明のメスを入れるでありましょうが、物理の奥地に存在する真実を発表する毎に、人類はコペルニクス的な運命の転機を味わうことになるでしょう。 昨日までは正論と思われていたことが、今日からは邪説として扱われたり、今朝までは邪説扱いされていたものが、夕方には正論として社会に取り入れられる…。 こうした激動の転換期を今後の皆さんは多く体験するはずです。 全ては霊性を閉ざした魔物を退治することから始まります。 その魔物を退治する聖なる勇者たちは、すでに現代社会の中で様々に活躍を始めている。 唯物論は魔物の一つではありますが、もはや物体の形態に囚われるほど霊性科学者たちの魂は幼くはないのです。 閉鎖的な論理論証は解体される運命にある。 もうそうした旧態に嫌気が差すほど落胆して、人類は新時代に足を踏み入れているのであります。 |