028  霊性隠蔽

(暗闇という隠れ蓑)

 

人間にとって魂の故郷は霊的世界であります。

地上世界は魂修行を兼ねた人生生活学校である。

過去世の自分が乗り越えられなかった魂の課題を克服する為に、縁ある人々の環境で、克服するべき魂の課題を想起しやすい境遇を自ら選び、肉体人間としての何十年間の人生を経験するのです。

更に生長が進んだ魂は、地上人間としての人生を通して、神の子としての愛行や善行を積み重ね、霊的徳性を飛躍的に向上させるのです。

地上に生誕すると過去世の記憶は潜在意識下に隠れますが、人生途上で時折り泡のように沸き上り、顕在意識に魂の傾向性を突き付けてまいります。

心の中から突き上げてくる無意識の衝動は、過去世の記憶を想起させる為の道標でもある。

心の内部に耳を澄まして声なき声を聴き、記憶の随所に残された足跡を注意深く見つめれば、徐々に過去世の記憶も浮かび上がってくるのです。

そのような可能性が少なからず反省回顧にはある。

そこに自分にとっての使命役割も隠されている。

それを人知れず隠し持ってきたのは自分自身であります。

人間は正しく霊性を開けば、過去世の自分の生き様が見えてくるのです。

それが魂の傾向性には見え隠れしている。

しかし人間の覚醒を邪魔立てする輩が存在します。

彼ら(迷妄霊)には五毒三迷を正統化するための自己保存願望がある。

そのために覚醒した人間の愛行や善行が邪魔な存在に映るのです。

そのため彼ら(迷妄霊)は人間に霊性を開かせないように、物質文明の欲望願望で陶酔させるのであります。

人生は一度きりだから好き勝手に生きろと、魂を堕落する方向にズルズルと引きずり落とすのです。

そうして暗闇に身を隠して悪事を重ねるのであります。

こうして彼ら(迷妄霊)の常套手段である霊性隠蔽は人間の心の中を迷妄(暗黒思想)へと誘引し、心の扉を固く閉め切る愚行を繰り返しています。

それは迷妄霊には大して難しいことではなく、ターゲットにしている人間を自己反省が出来ないようにするだけなのです。

人間が本来の霊性を取り戻すためには反省回顧が必須である。

自分の普段の言動が客観的に見えなければ、愛行が自己愛や溺愛となったり、善行が我流善や偽善となっても、それを自分自身で気付けないまま何処までも突っ走ってしまうのであります。

 

 

 

34 霊性開示 【封印打開編】