041  観察力

(忘れがちな脚下照顧)

 

人生を常に支配するのは人間関係である。

これは個性体であるからには避けられない現実であります。

人間は地上に生まれるだけでも両親との関わりを持つのです。

この地上社会を生きる上で、父母は最初に関わり、最も大切な絆(人間関係)である。

絆はお互いの心の糸が半分づつ寄り合って結ばれている。

お互いの心(気持ち…上心)を寄せ合うことで魂から一体化するのであります。

絆という文字を見て下さい。

心の糸を半分づつ寄せ合うと書いてあります。

しかも半の文字の上心を寄せ合って絆という文字になっている。

お互いを想う気持ちが絆を深めるのです。

愛は相手の真心を幾久しく受け止めることで成立する。

自分本位で相手の境遇を縛るのは愛ではないはずです。

運命を好転させるのも暗落させるのも身近な人間関係から始まるのである。

最も身近な存在は家族であり両親であります。

だからこそ父母に感謝出来ない者は浮かばれない運命を辿るのです。

この地上世界に導き出してくれた最大の恩人を否定すると言うことは、そのまま自分自身の存在も否定することになるのです。

現実否定の思念想念は度重なる不運を呼び込み、不幸観念に取り巻かれ意気消沈するのであります。

こうした負のスパイラルから脱却しなければならない。

それを何時までも待っているだけでは運勢は変わらないのです。

自分の意思で決め、自らの足で立ち、自らの手で主体的に掴み取るしかないのです。

悶々と運命を呪う貴方よ、自らの運命の矛先を常に決めているのは他ならぬ自分自身であることを知るべきだ。

暗黒思想の呪縛を自らの意志で破れ…。

自分の人生を構築するのは、やはり自分の意志である。

このように総ての解答は自分の内部にある。

これは脚下照顧(自己内照)して観察すれば誰もが見い出せる真実であります。

優秀な人は自らの魂の傾向性を常に観察し軌道修正している。

卑屈な人の観察は他者の粗探しをして優劣の比較に一喜一憂する。

観察力を高めることで観える世界が違うのである。

誰もが徳性を高めることで運命を開拓することが出来るのであります。

 

 

 

34 霊性開示 【封印打開編】