043  利己心

(利己は利他への足場)

 

また人間関係を悪化させるものは利己心であります。

個性化が進んだ現代は、如何に利己心を克服するかで人格の高低深浅が分かれるのです。

個性であるが故に当然の事ながら利己心は付き物です。

自分の性質を生かし育むためには利己心を育てなければならない。

それが我欲に染まらぬように、欲得願望に歪まぬように。

自分の事ばかり考えていて、周囲の人々に対する配慮が疎かになっていないでしょうか…。

恐らくは或る程度の利己心が重宝される為には、個人的な拡大生長が、そのまま不特定多数の人間の幸せに貢献するものであること。

より多くの人間が幸せになれるのであれば、個人的な生長に果ては無くなるのです。

可能性は無限となり永遠となります。

愛に繋がる自己拡張は、創造主の慈愛であり慈悲であります。

人々よ産めよ育てよ、幸せを育めよ。

汝らの幸せは絆(結び)の中にある。

如の此く創造主は一人々々の人間を個性として地上世界に送り出したのであります。

人間の魂が幼い間は、どうしても心は利己に向かいがちである。

己の為に努力精進する姿も時には美しい人生に映りますが、その意識を利己から利他へと変換させた時に、人間は大人としての魂の昇華を果たすことになるのです。

貴方よ夢を持て!

そしてその夢に希望せよ…。

希望とは夢を実現する為の想い描きである。

自分一人だけの幸せを求めるならそれも良いでありましょう。

しかし或る程度の水準に魂が高まったなら勇気を持って踵を返し、貴方に助けを求める数多の同朋たちを力強く導いて致だきたい。

現代人に必要なものは身近な存在としての人生の師(目標)であります。

自分勝手に生きた蛮勇の偉人ではなく、世のため人のために人生を貫いた光明の偉人である。

皆さんの周囲には未だ魂が幼く、自信も勇気も湧かない子供たちの中にも、人類の明るい未来を開く救世主の卵が隠れているのです。

あと少しだけの気力があれば動き出す救世の魂が居るのです。

ほんのちょっとだけ背中を押してあげれば歩き出す光の天使も居るのです。

閉鎖的な利己心で国の操縦桿を握る強権者が乱立する時代であるからこそ、真実の利他心(世界平和)を実現する者を、時代は声なき声で強く要請しているのであります。

 

 

 

34 霊性開示 【封印打開編】