049  不動心

(動じぬ神の子の自覚)

 

人間関係には忍耐力・霊耐力が必要であると語ってまいりました。

また社会人として調和を保つには平静心を抱く必要があるということを語りました。

しかしそれだけで終わってはならないのです。

人間の生命の実相は自ずと繁栄を目指します。

愛は無限であり永遠であり、果てしなく極みなき光明(慈悲慈愛)であるからです。

神の子の自覚に於いても物理的な固定観念を脱ぎ捨てなければ深まらない真理であり、制限の無い実相世界にこそ真意は存在するのであります。

この神の子の自覚を決してブレないようにしなければならない。

生命の起源(ルーツ)としての出処(魂の故郷)は只一つ、創造主の慈悲慈愛が魂の原点である。

自分も他者も人間は本来神の子です。

神の子の自覚が揺るぐと人間関係に亀裂が起こります。

様々な葛藤は神の子の自覚を忘却した迷妄人間の罪穢れである。

心に迷いが起こる理由は信仰心(謙虚の徳性)を見失っているからで、信仰の対象を物質文化の形態に帰結しているからです。

偶像崇拝が信仰ではないということは、歴史上に降臨した数々の光の天使たちが繰り返し説いてまいりました。

また信仰心は依頼心(欲得願望)ではないということも光の天使たちは繰り返し説いてきたのであります。

彼ら(光の天使たち)の信仰心には不動の心がありました。

激震にも動かざる山のように、ドッシリと大地(創造主)に腰を据えて(一体化して)、繰り返し襲い掛かる悪意悪念悪霊の誘惑を弾き返し、魂の霊妙威厳(神の子の自覚)を貫き通したのである。

霊峰富士の高嶺を見て下さい。

富士山は海抜3776mの高さを誇る単体の霊山ですが、日本一の高さを維持継続するためには標高の4〜5倍の裾野を持ち、大地に根差した基礎部分は地球生命と見事に一体化しているのです。

不動心を語るとき(想うとき)は霊峰富士を描けば良い。

高い理想を実現する為には、高さに於ける何倍もの努力精進(基礎研鑽)を要するのである。

その意志を貫く為の正しい信仰心を要するのであります。

総ての理想のバックボーンには人間関係が存在します。

この人間関係(慈悲慈愛)の無い理想は砂上の楼閣である。

今まで影に日向に支えられてきた社会の恩恵を忘れるようでは、不動心の何たるかさえ分からないでありましょう。

 

 

 

34 霊性開示 【封印打開編】