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052 反省 |
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なぜ幼い魂は我儘を通そうとするのか…。 それは物事の良し悪しを決めているものが自分であり、しかも自己を中心にした思考形態で善悪判断をするからです。 その善悪判断には他者の気持ちを配慮する余地は無く、何処までも独り善がりな自己主張を通そうとするのであります。 そのため他者との葛藤や人的摩擦が多くなり閉鎖的な利己心は益々歪むばかり…。 此処にも我儘による負のスパイラルが見え隠れするのです。 こうした負のスパイラルを何処かで撤回しなければならない。 しかし負のスパイラルに気付かなければ撤回も有り得ない。 自分の心の反省(現状把握)を地道に行うしかないのです。 自己反省を嫌うものは利己心の魔の手先(道具)となって操られるだけなのです。 悪態を武勇伝のように自慢する者は、もはや深刻な現状が見えないように利己心の魔に操作されている。 人間の社会生活にとって反省(現状把握)は生活の一部でなければならないのです。 そうでなければ負のスパイラルからの帰還(軌道修正)は有り得ないのです。 現代人の約半数が肉体生命死後に地獄に落ちる現実は、地球史にとっては屈辱的な汚点になりつつあります。 これ程までに利己心の魔が蹂躙した時代は過去に類を見ない。 誠に恥ずかしい現実である。 自分が自分が…と、我の強い人間ほど自分という我(が)を表現したがります。 こうした人間の我(我儘)を徳性開発は限りなく薄めて行くのであります。 まさに反省は王道(光の道)なのです。 この反省を誤解している人が現代人には多いのです。 反省は利己心の軌道修正の為に行うはずなのに、他者の粗探しに終始する人間が増えております。 1にも2にも重箱の隅を突つくように他者批判を繰り返す迷妄者たちは、その同じ目で自分の現状を見れば自己反省が出来るはずなのです。 しかし迷妄者ゆえに自分は完璧だと思い違いをしている。 人間としての謙虚さが欠如しているのです。 独り善がりな自己主張は反省すら出来ない迷妄者を量産するだけなのであります。 |