062  思考

(逃げ場を探す経験不足)

 

恐怖に怯える心には不安材料にリピートが掛かった状態である。

不安材料が繰り返し思い起こされて堂々巡りをしているのです。

まるでメビウスの帯の上を終わりのないアミダクジで不安思考が繰り返されている。

出口の見えない迷路には焦燥と狼狽が待っているだけである。

それなのに在りもしない出口を求めて思いは彷徨うのであります。

大抵の場合は経験値が少ないだけで、単に知識として(或いは知恵として)未だ知らないという経験不足が原因であったりします。

魂に逃避癖が付いていると、人生の至る所で逃げ場ばかりを探すようになる。

そうした逃避癖人間は誰か徳性の高い者が側近くに居れば、事あるごとに逃避所の如く逃げ込む習性が身に付いてしまいます。

自らの意志で事に臨む精神が弱くなってしまうのです。

このような後ろ向き人生は、常に不安と恐怖の隣り合わせ人生になるのです。

人間が転生輪廻を永遠に繰り返す理由は、過去世から持ち込んだ宿業(カルマ)を刈り取るという人生の課題も存在します。

目先の難問は自らの心の法則(因果の理法)によって、自らの思い(魂の傾向性)が齎した心の影である。

自分の間違った心掛けで生じた問題であるならば、その根本原因を心に掴んでいる自分自身であるからこそ解決も出来るのです。

目前に立ち塞ぐ恐怖(難問)は間違いなく自分自身の心の問題であります。

自分自身の心を素直に省みれば主原因は自ずと見えてくるのです。

そうした自己責任を逃れんと他者に責任転嫁ばかりしている間は、人生途上に恐怖の魔物は憑き従うでありましょう。

総てに於いて目先の難問は人生の課題だと受け止めて前向きに対処する姿勢が強くなるなら、凡ゆる経験は将来の人生を助ける貴重な経験値に変わります。

そうして一つずつ恐怖という名の幻影(魔物)を克服して致だきたい。

人生の達人は選択肢(経験値)が多い人であります。

その多くの貴重な経験値は自らの人生のみならず、人生の達人に接する多くの人々の心までも救済するでしょう。

そうした人生の達人を貴方も目指すべきだ。

目先の不安(恐怖)を乗り越えた経験は、何時か何処かで誰かを助ける智恵となる…。

経験を通して語られる智恵には、何人も素直に耳を傾けるのであります。

 

 

 

34 霊性開示 【封印打開編】