066  霊魂

(人間も肉体を纏う霊魂)

 

貴方が転生輪廻(生まれ変わり)を信じられるのであるなら、霊性開示は早いかも知れません。

人間社会に巻き起こる総ての事象を注意深く見つめれば、そこに影響を与えるものが当事者だけでは無いということも解ってくるはずです。

根本原因は自分自身の心にあるとしても、その心の磁石に引かれるように作用してくる霊的現象に時には驚き、時には訝り、時として恐怖に慄く自分があるのではないでしょうか…。

正しい反省回顧を地道に進める人間は早々と霊性が開き始め、徐々に霊的な現象が身の回りに起き始めます。

霊の姿を見たり、霊的な声が聞こえたり、霊の香りを感じたり、霊的な味覚を得たり、何らかのキッカケで霊に触れたり…と、多くの霊的現象に見舞われるようになります。

今まで見えなかったもの(感じられなかったもの)が見えたり感じたりすれば誰もが驚きます。

ましてや悪霊の類であれば執拗に精神錯乱の愚行を浴びせてくる。

そうした霊的現象に不安や恐怖は付き物であります。

俗に憑依現象を危惧する人が多いけれども、霊的感性が開いた徳性求道者が社会を見渡せば、霊的な憑依現象が如何に多いかを目の当たりにするでしょう。

まさに日常茶飯事なのです。

とくに都会の人間関係の中には頻繁に起きていて、或る人に憑いた悪霊が他の人に憑いた悪霊と壮絶な喧嘩をしている。

しかもその喧嘩を肉体人間が肩代わりして行っている。

お互いに悪霊に憑かれた人間同志が感情的に衝突させられている。

もはや憑依された人間は将棋の駒と同じ扱いであります。

こうした憑依霊の存在に気付く人も今後は増えてくるでありましょうが、決して恐れる必要はありません。

もともと人間も肉体を脱して霊界に帰れば霊魂の姿となり、巷の人間に憑依する霊魂と同じ立場になるのです。

つまり地上人間と憑依霊魂の違いは、単に肉体が有るか無いかの違いであります。

しかも憑依霊たちが考えていることも肉体人間と余り変わりなく、ただ彼らには既に肉体が無いため地上人間よりも感情的に成り易い傾向があります。

こうした事実を自覚していれば、たとえ悪霊に憑依されたとしても自発的に感情を整えれば波長が変わり、心の磁石の性質が変われば憑依霊も自ら離れて行かざる負えないのです。

此処に徳性開発に於ける反省回顧の主旨が存在するのであります。

 

 

 

34 霊性開示 【封印打開編】