079  障害

(限定武装が戦乱を招く)

 

主観のみに囚われる迷妄者は、自らの自己主張を正統化させるために様々な鎧(自己弁護)を身に纏います。

これは主観による自己都合弁護なので他者への配慮は薄いのです。

独り善がりな自己弁護は思いに於いても言動に於いても棘があります。

精神の弱さを守るために彼らは他者の心を平気で傷付けるのです。

そのため人間関係に混乱を巻き起こす主原因になりがちです。

この個人レベルの混乱が社会や国家レベルの戦乱に繋がっている。

お互いの主原因は元を探れば人間の固定観念から端を発しているのです。

自国を守る為の核武装と、それに対抗する為の核武装に根源的な違いはありません。

正義を旗印にしたとしても大量破壊兵器は殺戮の道具に他なりません。

脅威の為の核武装と抑止力の為の核武装…。

何方も自己主張を押し通す為の道具(破壊兵器)なのです。

自由と自由の相剋は、お互いの主張への配慮(歩み寄り)がなければ何時かは障害が起こるのです。

人類は固定観念を解放しなければ世界平和は遠い蜃気楼のままであります。

国会議員による議会討論や有識者によるテレビ討論などでも、お互いの着地点を無視しながら自己主張を押し通す対話が行われています。

そこに展開する主義主張を注意深く読み取れば、お互いの主観を正統化する為の言論武装を用いて衝突しているのです。

言論による目に見えないミサイルや化学兵器が討論の場には飛び交っている…。

今も世界の何処かで戦争が行われていますが、皆さんの身近な社会に於いても精神世界では言論戦争が行われているのです。

もちろん討論は血を流す戦乱ではありませんが、言葉によるミサイル攻撃(口撃)は他者の心を深く傷付け、言葉による化学兵器は周囲の人々の思考を麻痺(歪曲)させている。

まさに現代人は戦乱の最中で生活しているのです。

全ての根本原因は人間の心の中にあり、凡ゆる戦乱の主原因も人間の心の中に主原因を見い出さなければ根本解決に至らないのです。

主観だけに頼って勢いに任せる人生には反省回顧の余地がありません。

心を顧みる習慣が人間には大切な命綱であると言うことを現代人は知る必要があるのです。

 

 

 

34 霊性開示 【封印打開編】