080  和睦

(真実の愛は魂の一体化)

 

ここまで固定観念には様々な弊害があると言うことを語ってまいりました。

また主観を越えた客観視でなければ固定観念を看破できないと言うことでした。

そうして反省回顧を通して固定観念の封印を打開しなければならないのです。

そこに必要な心掛けは寛容の精神であります。

自らの主義主張を信頼しながらも他者の主義主張にも理解をすると言うことです。

立場が違えば主張も変わってくるのは当然の成り行きです。

環境や境遇が違えば心境にも相違が現れます。

意見の違いは個性の彩りであり、様々な色合いがあってこその文化の高まり(芸術性)である。

相互の利点を持ち寄って、同じ理想に向かい合えば、昨日まで敵対していた相手が、今日からは頼もしい仲間になるのです。

悪しき部分ばかりに囚われるなら共闘は難しいが、良き部分を認め合えば和睦は必ず成立します。

要するに魂の原点に立ち帰れば良いのです。

人間にとっての魂の原点は間違いなく神の子の自覚であるのです。

この魂の原点に帰還した時に、始めて真実の愛が何たるかが解るようになります。

神の子の自覚が無いまま愛を語る者は偽善者である。

愛は自他一体の心境であり、神我一体の境地であります。

つまり愛とは魂の結びである。

そうなると愛の反対語は憎悪ではなく魂の離別(個別化)になります。

固定観念は意識を自我に閉じ込めて他者への配慮を失う意識形態である。

そうであるなら自意識を超越して他者への愛行善行に心を尽くしたなら、固定観念は音を発てて崩れ去り、本来の神の子としての優しさや温かさを取り戻すことになるのです。

固定観念の呪縛を解き放って、自由自在な霊性世界を優雅に飛翔して致だきたい。

大空を飛翔するための翼(希望と勇気の両翼)は既に携えているはずです。

和睦は相互の和解から…。

和解は感謝の想いから…。

感謝は神の子の自覚から湧いてくるものであります。

 

 

 

34 霊性開示 【封印打開編】