082  心痛

(避けて通る精神の痛み)

 

人間は肉体に発症する痛みに耐えられなくなり、医療機関に頼ることで痛みを緩和しております。

しかし医療機関が施す痛み止めは神経を麻痺させる…言わば自己陶酔治療である。

痛みを忘れさせ安静状態に身体を置くことで生命の内部治癒力を待つのであります。

人間の肉体生命に発症する痛みは実は心の痛みであり魂の悲鳴なのです。

患者が取り去りたい本当の痛みは心の痛みである。

人間の肉体は或る程度鍛えることで痛みを克服することが出来る。

それでも精神の苦痛は心に残るのであって、魂そのものを鍛えておかなければ心の痛みを克服することは難しいのです。

欲望の時代であった旧世紀では、豊富な財力に頼った人間は精神の自己研鑽を疎かにしてしまったのです。

そのため心の痛みに耐え切れず外部治療に走ったのであります。

心の法則を紐解けば肉体の不具合には精神的な欠陥が見い出せる。

肉体は心の影なのです。

心の赴く処に従って現象化した結果が体調に出るのです。

要するに外部治療は何処まで極めても応急処置であり、心にメスを入れなければ根本治療は終わらないのです。

心に問題を抱えたままでは、肉体は完治したように見えても、病巣(病の種)が残っている限り何時かは患部を変え病状を変えて再発するのである。

心の痛みを避けて通ろうとしても結局は逃げられないのです。

こうして多くの人間は何らかの慢性病を人生の道ずれにしているのです。

心痛を克服する為にも心を顧みる習慣を失ってはならない。

心の痛みを克服すれば肉体は完治するのです。

また霊性を閉ざした現代人の悲しみも心の痛みである。

これぐらいは良いであろうという甘えや妥協が心の岩戸を益々錆付かせ老朽化させたのです。

生命の実相は岩戸の奥に隠れているのであります。

この心の岩戸を自らの意志で打ち開いて、生命の実相を現象世界に現し出すことが望まれるのです。

真実の光明(生命の実相)が現れたなら、夜明けの陽光に照らされて消滅する闇夜のように、心の痛み苦しみも影を潜めて消滅する運命にあります。

まさに21世紀は心の呪縛を解き放って霊性を開花する時代が到来しているのであります。

 

 

 

34 霊性開示 【封印打開編】