092  心の法則

(侮れぬ因果の理法)

 

人間の霊魂は永遠に生き通しの生命であります。

転生輪廻は個性に進化を齎らし、時代精神を底上げする力となります。

そうした活力の源泉は、個々人の魂の傾向性に込められた心の法則(因果の理法)によるのであります。

どれだけ多くの同意志が同時代に生まれ合わせているかによって、その時代が何処に向かうか(向かいがちであるか)は、大体規定されてしまいます。

過去世で長く戦火を体験した人は今世でも戦時下に立つ確立が高いはずである。

感情が豊かな人が多く生まれ合わせたならば豊富な文化興隆が期待出来ますが、その反面は感情自立が難しい人が多くなれば、事ある毎に争いの種が発生します。

世紀末予言が流行る時代は、人間真理と時代精神を読み取る預言者が多く生まれ合わせています。

享楽的に生きる人間が多くなれば目先の利得(損得感情)で争い合うことが増えるはずであります。

冷静な目で時代を見据えれば人類が何処に向かっているかが分かってくる。

総ては心の法則(因果の理法)による魂の傾向性を読み取れば見えてくるのであります。

表面的な人格は後付けとしての飾り付けが出来たとしても、心の内面は他人からは見えないが自己自身の心の瞳(守護霊の目)は偽ることが出来ないのです。

それを有耶無耶にしながら生きたとしても、やがて心の内面は自然発生のような形で現実世界に現れてくる。

その時の不具合を他人の責任だと豪語しても心の法則(魂の傾向性)は結果を通して本人の心掛けを雄弁に語ってくるのです。

こうした事実は霊性を開いた高徳者たちには一目瞭然であります。

自身の不具合を認めたく無い人は心の法則を毛嫌いするでありましょう。

過度の自尊心(プライド)を傷付けたくない気持ちは分かるが、その裏返しは精神の打たれ弱さ(傷付き易い性格)が見え隠れしているのです。

人間の精神は正しく磨けばダイヤモンドの原石のように光り輝くのであります。

しかし精神研鑽を何もしないまま心を放置すると、本人の精神世界は荒れ果てたゴミ屋敷のように廃れるだけなのです。

肉眼の目には見えない心の内面を蔑ろにしていると、知らず識らずの内に虫が湧き錆が発生して、悪意悪念悪霊の巣窟にされてしまいます。

霊性を正しく開くためには心の法則を学ぶ必要がある。

現状の荒れ果てた心を見渡す勇気を持たねばならない。

それが世紀末を新創世記に変える為の基礎研鑽に該当するのです。

 

 

 

34 霊性開示 【封印打開編】